2006年9月発売、「ROCK’N’ ROLL CIRCUS」を紹介します。
表題に2nd albumと書きましたが、この作品がメジャーデビューアルバム。
森重さん、戸城さんとは縁が深い、徳間ジャパン系列のレコード会社から発売されました。
別の記事で、おすすめのアルバムとして「FLAME SKULL BASTARDS」を紹介しましたが、そちらは名刺代わりの1枚という存在だと思ってます。
実は「FLAME SKULL BASTARDS」の中の収録曲の何曲かは、戸城さん率いる「BAD SiX BABiES」というバンドで過去に演奏されていました。
残念ながらオフィシャルな形でリリースがなかった為、ダスボンでリメイクされたのだと思います。
また、後にも先にも森重さんが曲を提供したのは「FLAME SKULL BASTARDS」に収録されている「EVERYTHING IS ALRIGHT」のみ。
こちらは、さすがのカッコ良さで大好きなのですが、その後は戸城さんの作曲で作品は作られていくため、1stは方向性を探りつつという側面も感じたりします。
坂下さん、満園さんのアレンジの個性も炸裂している「ROCK’N’ ROLL CIRCUS」はまさにバンドの代表作と言えます。
![ダスボン](https://rr-circus.com/wp-content/uploads/2022/02/warning-sign-655244_640-320x180.jpg)
レコーディングメンバー
レコーディングは前作と同じメンバーですが「TRICKSTER」のラップはヒップホップグループ「KICK THE CAN CREW」のMCUさんが担当してます。
ライブで本人がゲスト出演したことがありますし、このラップパートでゲストを迎えるというパターンもありましたよ。
収録曲
- ROCK’N’ ROLL CIRCUS
- 激情
- TRICKSTER
- 透明なピストル
- SACRED ORDER
- スタートライン
- HOLE IN MY HEART
- KEY TO THE GARDEN
- NIGHTINGALEのMURDER BLUES
- DOWN’N’ OUT ~ユウウツナソラニアキラメヌオモイヲハセ~
- 人工の太陽でいい ~相も変わらず~
- 風の吹く方へ
前述しましたが、作曲は全て戸城さんになります。
もちろん、森重さんも書けるわけですが、バンドの方向性をより特化させる目的があったのではないでしょうか。
ただ不思議なもので、森重&戸城コンビ作品の色がしっかり出ています。
誤解を恐れずに言えば、お二人が組めばダスボンもZIGGYも関係ないのかもしれません。
お気に入り3曲
- 透明なピストル
- スタートライン
- 風の吹く方へ
今回ばかりは選べません!(笑)
しいて言うなら、今はこの3曲・・・
本当に名曲揃いのアルバムです。
まとめ
ベテランの凄腕メンバーなので、がむしゃらにメジャーデビューという感じではなかったかもしれませんが、勢いがある最高のロックンロールアルバムだと思います。
ただ、残念ながら今現在、新品では入手できず、サブスクリプションでも聴けず・・・という状態です。(合ってますかね?)
いつかたくさんの人が聴ければいいなと切に願うばかりです。
そして、ついにダスボンが再始動します!
正確には、もう既にライブ活動をスタートしています。
新譜の情報も出ましたね!楽しみです!
『Search and Destroy』
2022年5月18日(水)リリース
- sad rainy
- tattoo
- Search and Destroy
- RUN AWAY
- junkie
- starry street
- RHYTHM
- dust bunny
- モノクロ
- Addictions
- 君の街
また、新譜の詳細は分かりませんが、発売後にぜひ作品紹介をさせて頂きたいと思っています。
アイキャッチ画像:ACより